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弓道競技と射法について

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弓道と一言で言っても、その引き方(射法)には大きく分けて「正面打起し」と「斜面打起し」がある。正面は馬上での射法(騎射)から発し、斜面は地上に立っての射法(歩射)を源流としている。
正面というのは弓に矢を番(つが)えて的を見据えた状態(弓構え:ゆがまえ)において、弓矢が体の正面にあり、斜面とは弓構えでの弓矢の位置が体の左斜め前方にあることからの呼称であり、比率としては8:2から9:1程度で正面打起しを用いる人が多い。
現代の弓道では、近的競技と遠的競技の2つがもっとも一般的に行われており、その他に毎年正月に行われる三十三間堂の通し矢や、観光行事としても有名な流鏑馬(やぶさめ)などがある。
近的の場合の射距離は28m、的の直径36cm(一尺二寸)、遠的は射距離が60m、的直径100cmとされている。
射手は通常甲矢(はや)と乙矢(おとや)を各2本ずつの四つ矢1組を持ち行射する。団体戦では1チームが4~8人前後で構成され、的中数の合計を競う。
個人戦の場合には四つ矢ではなく1本ずつ行射し、的中した者のみが次に進みこれを最後の一人になるまで続ける、「射詰め(いづめ)」という方式で行われることも多い。また、何回目かの行射からは的を通常の一尺二寸の物から八寸的(約24cm)に変更するルールも良く採用される。

弓道とアーチェリー

メインサイトのBBSが弓道の話でちょっと盛り上がっている。
私は高校・大学と通算7年間弓道部に所属していた。弓と聞くとアーチェリーを思い浮かべる人も多いと思うが、今回は弓道(和弓)とアーチェリー(洋弓)の違いについての話をしようと思う。
アーチェリーと弓道でそれぞれ使う弓は長さがちょっと違う。和弓は何と全長200cmを超え世界で最も長い。洋弓はもう少し短く、170cm前後である(アーチェリーに関しては素人なので間違っているかも知れないw)
そして洋弓には右利き用と左利き用の両方があるのに対し、和弓には利き腕による区別はなく、どちらが利き腕であろうと弓は必ず左掌で握ることになっている。
これは日本古来の風習である「上座」「下座」に深く関わっており、弓道場では的に向かって右側が上座となる。
仮に右掌に弓を持ち的に向かおうとすると、必然的に上座に背を向けて立つことになってしまい、これはあり得ないこととなるのだ。
引き方もかなり異なり、洋弓は人差指・中指・薬指で弦を引き、およそ顔の辺りで固定し狙いを定める。
和弓は親指を弦にかけて引き、右耳の後ろの辺りまで引いてくる。
もっとも違うのが競技上のルールで、アーチェリーは的の中心に近くなるほど得点が高くなるポイント方式であるのに対し、弓道は純粋に的枠内に的中した矢の本数を競い、的の中心(的心という)からの距離は原則として関係ない。

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